フランスの中心リムーザンの大自然で育む ソマフェール Somafer
1913年に殺業者として創業したのち、1975年には飼育業者と合併してソマフェール社が誕生しました。 ソマフェール社が位置するリムーザン地方はパリから南へ3時間のフランスの中心部にあります。食卓を彩るリモージュの陶器を始め、牛、栗、AOPのリンゴなど高品質な食材も豊富です。ピレネーやオーヴェルニュの山麓に広がる自然環境の中で育つ羊や牛は、良質なビタミンやたんぱく質を含んでいます。 ソマフェール社の特徴は、リムーザン種の本来の生産地であるリムーザン地方の中心部にあり、長年に渡る飼育業者とのコミュニケーションにより良質な枝肉を選別する経験と技術があることです。 ワインやチーズがその産地の特徴を一番にいかしているようにリムーザン牛のスペシャリストが出生から飼育までを本来の産地であるリムーザン地方にて管理し、品質の高い商品をお届けします。

リムーザン牛の特徴
【品種】 リムーザン種 (フランスの肉用牛の約30%を占める代表品種) 【飼育地域】 リムーザン地方 大部分はソマフェール社が位置するBESSINES SUR GARTEMPE周辺の半径100km以内。 牛は3月から11月まで交互に屋外の牧草地に放牧されます。つまり、リムーザン地方ではと殺までの間の60~80%を屋外の牧草地で過ごすことになります。放牧の期間は通常、牧草だけを食べます。 冬の間は屋内にいて、サイロに貯蔵された牧草、シリアル、種子や果実の搾りかすの飼料を食べます。 牧草や藁などの草は牛の食事の約87%を占めます。 【肥育】 ト殺される牛は牛舎で約150日間肥育されます。 この間は干し草や藁、シリアルやタンパク質を補充したエンシレージを食べます。 【ト殺される牛の月齢範囲】 36ヶ月~12年(経産牛)※その時に最適な状態の牛を選別します。 【成体の特徴】 ライトブラウンの毛色で、目と鼻先の周りが輪っかのように色が薄くなっている大型の牛。 体高は135~145㎝くらい、体重は約650~950kgです。 【肉の特徴】 最も特徴的なのは、特筆すべき柔らかさを与える肉のきめの細かさです。低脂肪の肉ですが、細かくさしが入ってるので風味があり、柔らかく、ジューシーです。 その風味の品質は広く認められ、1991年と1992年の農業見本市ではブラインドテイスティングで『Trophee Qualite』で1位を獲得しました。

フランス産仔牛
8か月齢以下のフランス産の仔牛です。 【品種】 リムーザン種、ノルマンディー種、シャロレー種などの交雑種。 【肉の特徴】 鉄分の蓄積が少なく肉色は淡いピンク色をしています。 フランス料理らしいきめが細かく、たんぱくで繊細な味わいが特徴です。
I.G.Pリムーザン仔羊 -ル・バロネ-
仔羊ル・バロネは恵まれた自然環境と生産者たちの精力的で細やかな飼育によって育てられたリムーザン地方を代表する高品質な仔羊です。 ミルキーなアニョー・ド・レとは一味違い、仔羊らしい香りをほのかに残しつつ際立つ肉の甘みが特徴です。 誕生から販売まで徹底した“トレサビリティ”と、脂のつき方や骨格・肉付きなど、厳選された証(I.G.P.)で、品質は折り紙つきです。 【飼育方法】 Cahier des Charge(仕様書)に基づき、生後60日までは母乳を中心とし、その後は飼い葉やシリアルで最大10か月まで飼育します。動物性由来の飼料や抗生物質、成長増進材やサルファ剤(合成抗菌剤)は一切与えません。 【品種】 主に肉用種 【飼育地域】 リムーザン地方 クルーズ、オート・ヴィエンヌ、コレーズの3県にまたがるリムーザン地方にあるミルヴァッシュ自然公園周辺は標高80m~1000mと起伏が激しく、1年間の雨量は900~1300mmと豊富、牧草地に適した花崗岩の地質にも恵まれ羊の飼育には最適な環境となっています。
