220年以上つづくパンデピスの老舗 ミュロ・プティジャン Mulot et PetitJean
ミュロ&プティジャンは1796年以来9世代続いている、フランス中東部のブルゴーニュ地方にある都市のディジョンに創立した老舗メーカーです。 フランスの伝統的な本物のディジョンジンジャーブレッド「パンデピス」を伝統の製法を使ってを220年以上にわたって生産しています。 20世紀には、ディジョンの名産として12件ものメーカーがありましたが、現在は、ミュロ&プティジャンがディジョンで最後のパンデピス生産者となっています。
パンデピス
10世紀に中国で初めて記録されたパンデピスは、ブルゴーニュ公フィリップ・ル・ハルディの妻マルグリット・ド・フランドルによってブルゴーニュ公爵家の食卓にのぼりました。 ミュロ&プティジャンは、代々受け継がれてきた伝統的なノウハウを忠実に守り続けています。 昔と同じように、小麦粉と蜂蜜がベースの生地を数週間寝かせます。湿気の多い日本ではできない工程だそうです。



実際につかっていた昔の道具や機械を展示したミュージアムの様子