モレの修道女のレシピ メゾン・シュクルドルジュ Maison Sucre d’Orge
大麦キャンディ シュクル・ドルジュ
1638年、パリから一時間程の町モレ・シュール・ロワンにノートルダム・デ・ザンジュ修道院を設立したベネディクト会の修道女たちによって作られた大麦のキャンディ。 300年以上もの間、人々に愛され親しまれてきました。 最初は棒状に作られ、修道士の喉の痛みを和らげるために作られていました。 その後、ルイ14世の宮廷で、パスティーユの形にして、弁論家たちに愛用されるようになったようです。 アルフレッド・シスレーをはじめとする印象派の画家たちの故郷として有名になったセーヌ・エ・マルヌ地方の町、モレ・シュル・ロワンで今も大切に作られています。 「Religieuses de Moret」の頭文字RとMと十字架が描かれた小さな一粒は、どこか懐かしい、やさしい甘さのキャンディです。

蓋には修道院への敬意を表す二人の天使が、そして缶の裏面にも戦火を逃れた美しいモレ・シュール・ロワンの町並が描かれています。 町には教会や店が当時のまま残っており、敬虔な信者の聖地となっています。

